空手道場で空手を習ってる子って、空手道場の師範から、たいがいは仙台城南高校の空手部に行くのを反対されます。
私は城南高校出身なので、生徒で空手やってる子にはどうしてもうちの高校の空手部を勧めてしまいますね。理由はやはり恩師で当時空手部監督だった私の地元の利府町在住の桜井先生には世話になったのでね。
でも、生徒ってだいたい小さい頃から空手道場に通ってるんで、どうしても通ってる空手道場の師範の方が慕ってるので、そこで道場師範と私の間に挟まれて軋轢が生じるんですよね…
何故こうなるのかというと、
①空手の流派の違い
②宮城県内の空手道場から推薦でやってくるため、その中でもどうしても優劣が出てしまい、空手道場的には『◯◯君はいい素材だったのに、城南の空手部に潰された』と言う思いが師範に残るから
この2つが原因なんですよね…
私が城南勧めると、必ずと言っていいほど、『潰された話』を生徒ママさん経由で聞かされます。で、城南を回避して、他の高校に入って、そこで結局空手やらないで終わるんで、逆に言えば、私からすると師範に潰された感じだけが残るんですよね…
城南に行って空手やってればなぁ〜って思うわけです。城南で空手やれば、空手で色々な大学や、就職もいいところに行けてしまいますからねぇ。
空手道場で空手をやってても、習い事の域を出ない方が多いですが、城南で空手をやれば大学進学や就職の斡旋を事実上してくれます。どんな状態でも城南空手部で三年間空手やったっつぅだけで、国士舘や日体大を筆頭に、八戸工大や福祉大や学院大や工大の空手枠で行けてしまいますから。就職も空手部OBが経営する会社や、空手部OBが幹部に名を連ねてる在仙の『おー、すげ〜』ってBig nameな会社に行けますからねぇ。空手を城南で三年間やったと言う根性を買われてね。
なもんで、どう考えても道場で空手やるよりは城南で空手やった方が得なんだけどなぁ〜って思いしかないんですよね。
ただ、城南空手部はインターハイに何十年連続で出場してるんで、ホントに強いのでね。私からすると、東北大に入る苦労と城南空手部で三年間やる苦労を比べると、確かに城南空手部の方がツラいやろなって、思うんすよね。
で、何故こう軋轢になるのかというと、だいたいこうした軋轢になる原因って、『この生徒の評定が3.0未満で、点数も5科目250点未満』であることが、ことの原因になってるんですよね。そして城南空手部が厳しいこととね。
これが評定がら3.2くらいあって、5科目で280点くらい取ってれば、私はそもそも城南勧めないっすね。県工の空手部を勧めるから。
なもんで、ホントの私と師範の軋轢の主たる原因は、生徒の成績を考慮して、根性無いから潰れる潰れないの話しだってことなんですよね。
ただ、私の空手部の同期の仙台ニ中の岩城くんや、多賀城中の栗田くんなんかは、城南空手部の万年補欠でした。
けど、それでも2人とも、特に空手部の岩城くんなんかは、あの頃、私が学年ビリで、岩城くんは本来なら学年ブービー賞なので、普通に考えると私が評定2.1、学年ビリから三番だった長命ヶ丘中の二瓶くんが評定2.4だったので、その間の評定なはずで、おおよそ東北福祉大に推薦なんか取れるはずもないのですが、評定4.3で東北福祉大の空手推薦で合格しちゃいましたからねf^_^;
二瓶くんなんか二浪してやっとやっと学院大に進学したので、そう考えるとあり得ないことですけどね。まあ私の明治大学もあり得ないですがね(笑)
私は岩城くんと二瓶くんとは、高二以降からずっと3人で学年ビリ争いをした中なのでf^_^;トータルすると、私が学年ビリ、岩城くんがブービー、二瓶がビリから三番でね。しかし、この3人、二年間同じクラスだったんで、うちのクラスはずば抜けて学年平均が低いクラスでしたから(笑)
ただ、不思議なことに、私よりもずっと成績が良かった長町中の野尻くんや、塩釜一中の須藤くんが卒業出来なくて留年し、私と二瓶が卒業出来たのが、未だに謎です(爆)まあ、学校休まず来た人と、成績良くてもサボりサボり来た人との差なんすかね。
と、言っても私も実はかなりサボりサボり学校に行ってましたが、全科目の欠席数が出席数の三分の一を下回らないように、手帳で管理してましたからね。生徒会顧問の尾形先生に、そこは褒められたことがあります(笑)多分、このおかげで卒業出来たのかなぁ〜って思います。