中三の内申上げ(※内申の数値上げにはならないが、内申記載事項として学習意欲があると高校側から認定される一材料の1つとはなり得る)の手段として、利用される検定モノの受験はとても有効だ。
特に内申の数値が女子に比べ、男子は低いので、こと男子にとっては非常に有効な手段となり得るのは間違いなかろう。が、受験に際して、多少注意事項が必要だ。
まず英検から。
【英検】
それは6月3日は富谷・黒川・多賀城・塩釜・名取地区の中総体とカブることだ。なもんで、運動部の中三はこの回の英検はほとんど受験不能だ。しかし、例年はだいたい6月半ばぐらいが第一回英検の受験日だ。しかし、例年の6月半ばって、中間テスト(※三期制だと期末テスト)ウイークの真っ只中で、英検の受験勉強と、定期テストの日程とモロかぶりするのがたまに傷だ…
じゃあ第二回英検の受験日は?
それは、『公立高校の第一回予備登録までに受験が終わらないため、いくらここで最終合格しても内申記載事項にならない』という点だ。例年、公立高校の第一回予備登録は11月8日くらいだ。A日程は間に合うが、残念ながらいくらA日程に間に合ったとて、今度は第一回予備登録までに英検の合格証書が来ないのだ。
なもんで、中学生にとって英検が内申記載事項になり得るには、中三の第一回英検までが内申記載事項になるので、なんたかんたこの受験をしてしまわないと、英検が内申記載事項になり得ないっていう注意事項がある。
第一回英検の願書提出〆切は
5月7日まで
ってことになる。なもんで、この英検は仙台市と宮城郡の人しか受けられないってことになる。故に多賀城・名取・黒川&富谷・塩釜地区の中三は前年度をもって英検受け納めってことになる。
ただ、仙台市と宮城郡の人といえども、仙台市と利府町の中総体はその翌週のため、この週は通常だと最後の追い込みになるので、練習試合やら部活の練習が激化してると言う実情があり、仙台市や宮城郡の人と言えども運動部の人にとっては、受験しにくいというのが実情だ…
【漢検】
いずれにせよ6月の英検や漢検か7月の数検の検定受験が、中三にとってラストチャンスってのことになります。