私の指導した感触で、中学生の能力の浮き沈みを三年間でバイオリズム化してみると、下記のような感じになる。
基本的に中学生男子は中二が、全般的に能力値が低い。なもんで、中二男子時に何か新しいことをするのは、あまりオススメしない。中一の後半ですらあまり芳しくないので同様だ。中学生男子は中三の夏以降にならないと、回復傾向になかなかならない(※個人差あり)。逆に女子は中学生時は毎年春になるちょい前くらいから回復するが、中三の後半になるとなかなか下げ止まらなくなる。これは高校生でも引き続きそういう傾向に女子はなる。
中学と高校では、男女のバイオリズムがかなり異なる。中学生では男子が総じて低く、女子は高校生時に総じて低くなる。
ただ、男子も中三の春前には高止まりが起き、入試直前にその足が止まることが多い。が、春過ぎからは下降して、今度は中学生女子とは逆に冬にかけてがーっと上がり春過ぎにがーっと下がるって感じになる。
これが大学生くらいになるとあまり男女差がなくなり、バイオリズム的にはならなくなっていく。
でもだいたい女子は晩冬から初秋、男子は晩秋から初春に上り調子になるので、総じて男女差は無くなっていくのが、世の常かな。ただし、こと勉強面でってことになるので、仕事とかになるとなかなかバイオリズム化するのは難しいがね。
これが世に言う
男子の中二、女子の高二は鬼門!
っというのは、そう言うことなのである。高校生になると、女子のバイオリズム的に大学入試が噛み合わないし、逆に男子は大学入試にバイオリズムが噛み合うのだ。