ふじかわさんが高校生の受け入れを吟味するってのが、ちょっと分かるようになってきましたわ。
うちにも高校生のオーダーが最近ちょいちょい入って来てます。特に新高3のね。確かに高校名はそうそうたるものです。名前だけはね。でも、状態があんま良くないんですわ。
だいたいきまってこんな感じなんですよ。
①中堅校筆頭格か準進学校かナンバースクールか私立特進系
②高校課題と受験勉強の住み分けが出来ない
③評定が3.6〜3.9で指定校やAOを使うには足りないし、かと言ってバカではない
④国公立狙いで、かつ地元こだわり強し
⑤部活重視
⑥新LJK
ぶっちゃけ、これだと十中十、学院大か工大か福祉大なんすわ…若しくは浪人ね。
評定3.8前後って、中学までだったら、かなりいい方なんですよね。でも高校だと漕ぎ出した舟、岸に戻るには遠すぎるし、かと言って目的地に漕ぎ着けるにも遠すぎるって感じなんですよ。中学のように、高校生の3.8前後では誰もちやほやしてくれやしないんですわ…
むしろ中途半端感が満載。てか、一番タチ悪い成績なんすよね…
新高1には声を大にしていいたい。高1で3.5くらいなら、もう高校の定期テストを深追いしない方がいい。
3.8だと頑張れば指定校やAOに届きそうに一見見えるので、指定校やAOと言う名の蜃気楼が見えるんですよ。でも蜃気楼が見えるところまで漕ぎ着けると、もう蜃気楼は無い…てか、むしろ沖にまた蜃気楼が見えてるんですよね…
で、蜃気楼を追った結果、受験勉強が疎かになる。やってはいる、やってはいるのだけれども、学校の定期テストと、受験勉強という名の二兎を追う者になり下がり、結果的に一兎をも得ずになるっちゅうことなんすわ。
だから、国公立大に行く人って、4.2以上の評定の人か、3.5未満の評定の人なんすよね。
①指定校やAO一本勝負の人
②早々高校の定期テストを切って、赤点取らなきゃいいにシフトした人
なんですよ。
LJKで、学院大行った人はたいがいこの二兎を追う者一兎をも得ずな人か、逆で留年リーチがかかってて二兎をも追えなかった人なんですわ。
新高1には、
①ターゲットを決めること
②中学で評定取れてない人が、高校では評定取れるなんて幻想抱かないこと
③定期テスト切りの見極めは遅くならないこと
④定期テストを切ったら赤点取らなきゃいいと割り切ること
⑤切った分、受験勉強は用意周到にして、己れの脳味噌と相談して、科目を切り私立シフトすること
定期テストを切る羽目になる人は、もうその時点で国公立受ける力量が無い人が大半です。ほとんどが多科目を上手く立ち位置振る舞えない証拠なのでね。この状態から国公立大学に受かるって、かなりの神業じゃないかな。
なもんで、通常は私立三科目シフトして、少しでもいい私大に行くに早めに見極められれば、現役で早慶上智ICUもアリだと思いますがね。ただ、宮城県人はこの見極めが出来ないんすよねー未練タラタラでフーラフーラどっちつかずするんだよなぁ〜
あともう1つ、
中学のとき、中総体終わってから、猛ダッシュで頑張って志望校に入った人は、高校でインハイ予選終わってから、猛ダッシュで頑張っても国公立大には全然届きませんから。
二匹目のドジョウは高校には居ませんよ
ご利用は計画的に!