今年の入試全般の総括をしたいと思います。
①私立高校入試編
まずは私立高校入試からですが、個人的に今年は東北高校創進コースのより高い特待生狙いで、敢えて併願推薦よりも一般入試を重視した。まっ、今年は男子が多く、評定が低いこともその要因となったのだけれどもね…で、結果的にやたら特待生はおろか、スライドで文理になるものが続出した…昨年度とは真逆の男女比率になったこともあるけどね…特待生は併願推薦の方が取りやすいんだなっと、しみじみ痛感した。結局、特待が取れたのは併願推薦で出願したグリーン君ただ1人だった。
その一方で、収穫もあった。それは、今年度、肩慣らしで推奨した『仙台城南高校特進奨学生入試』を受けたコの公立高校合格率が高かった点かな。入試経験不足の宮城県の中学生にとって、入試を3回受ける経験を体験出来たことが大きいって、改めて思いました。
で、私立高校入試で落ちた経験をした方が、本命の公立高校入試の結果がすこぶる良い!って、思いましたね。
なもんで、今年の新中三にも基本的に私立高校は強気の路線は継続していきたいって、思います。ことに、仙塩地区の人は私立高校入試でさえも手堅くノー失敗を狙って公立高校入試で失敗するケースが多い気がします。なもんで、特に仙塩地区の人こそ、私立高校入試は冒険すべきだと思います。
失敗は人を強くする!
んだなぁって思いましたね、改めて。ことに公立高校本命の場合は、尚のこと私立高校入試は強気・攻めに出た方がいいって思います。
②高専入試
次に、高専入試ですが、今年の高専入試受験生の特徴は出だしが非常に良くない人が多かったです。酷い子は正月特訓から高専入試の過去問に着手し始めたコが多く、うちの正月特訓でやっとやっと二周して、煽って煽ってようやく過去問を全開で回したという体たらくでした…
基本的に、高専入試は公立高校よりも1ヶ月早く、公立高校入試とは出題傾向が大幅に違うので、高専過去問に没頭するあまり、高専受験生の私立高校入試結果がすこぶる良くないものです。どうしても私立高校入試対策をやってる時間がないのでね。
なもんで、やっぱり高専受験生は公立高校受験生よりも早く過去問に手をつける!は鉄則だと、改めて思いました。
結果だけ見れば、確かに今年の高専受験生は3人中3人合格してるけれども、結果ほど余裕があったかと言うと、そうでもないですわ。ぶっちゃけ命からがら受かった感がハンパないです。