中国の言葉に『孟母三遷』と言うのがある。
これは孟子の自宅近くに葬儀場があり、そのために孟子の母は、子どもが葬式ごっこをするので、それを見かねて母が引っ越しを決めたそうです。
そしたら次の引っ越し先は市場に近かったそうな。すると子どもは今度は商人の真似をするようになり、それを憂い、母が引っ越しを決めたそうです。
で、次は学校の近くだったので、子どもは今度は学校の先生の真似をして、礼儀作法を重視するようになったそうな。
孟母が子どもの生活環境を憂いて、三回引っ越しをするくらい、孟母の教育熱が高いようですね。
個人的には、お母さん方には住居購入の際には、不動産物件の値段や家賃や立地・職場へのアクセスももちろん重要ですが、購入予定の場所の教育環境や風土なども気にして欲しいなぁ〜って思います。
孟氏の母のように、安易に考えて住居探しをするんじゃなく、考えて考えて不動産物件を契約して欲しいと、切に願います。