凡人ボーダーラインの公立高校受験生に、一定数多いのが、バンザイ突撃なんですよね。天皇陛下万歳!を合言葉に、半ば自殺に等しい捨て身の戦法さな…
これは、大日本帝国陸軍がガダルカナル島で主に行った戦法で、大日本帝国陸軍の少数精鋭が銃剣を手に、米軍のマシンガンや自動小銃の十字砲火に向かって突撃を敢行していく様に似ている…『近いから』か『ココ以外興味ないから』って理由を錦の御旗に、他を考えようとしない人に多い…
男子だと評定が足りないのを無視して、女子だと点数が足りないのを無視して、釜高・ナト北・泉松陵・市工・宮城広瀬に突撃を掛け、十字砲火で敢え無く無残に討ち死…これらのレベルの高校に一番多いだろうな。ことに仙塩地区では特に多く見られる。
四半世紀たった今なお、バンザイ突撃受験は無くならず、今尚、敢行され続けている…様々な理由でね…
親のエゴ
子どものこだわり
経済的理由
道徳的配慮
などなど、理由は数多ある。
私は、特に親のエゴや経済的理由で、勝ち目のない戦いをさせるのには反対なんですよね…そのなかでも経済的理由を錦の御旗にして、バンザイ突撃掛けるって、特に卑怯だよなぁ〜って思います。何故なら経済的理由と言ってる割には、落ちたら私立てか、勝ち目のない公立受験なのは火を見るよりも明らかなので私立行きなんですよね。
だから、本当の経済的理由なら、大志とか貞山に下げるはずが下げないんですから、最早これは経済的理由ではないんですよ。単なる親のエゴなんですよね…
突っ張る勇気よりも、退く勇気の方が私は賞賛に値するって思います。
親のエゴで子どもに無理強いをさせて欲しくないって、私はつとにそう思ってなりません…