今年から学院榴の特別推薦の推薦基準が中ニ・中三の内申9科合計が54(つまり二年間オール3)で入れるようになったことを受け、目下中三のお子さんをお持ちの親御さんの選択肢の中に、学院榴が入るようになったことで、かなり真剣に学院榴を考えている親御さんが大幅に増えた。
仙塩地区や愛子方面(広瀬・折立・大沢・広陵中)の人だと、財力がないので、どうしても目先の学費の安さにこだわってしまい、釜高や広瀬を優先させてしまうだろう。
が、それ以外の泉区や青葉区、富谷・名取、利府(西・しら中限定)の人は、目先の学費の安さよりも子どもの将来性を最優先する人が圧倒的多数なので、学費や距離的なことを度外視しても、松陵・利府・西・市工・県工・ナト北なんかにやるよりも、ずっとお得な学院榴に触手が動くからなぁ。
なもんで、今年はこれらの中堅下位レベルのいわゆるジークフリード線上の公立高校が敬遠されることが確実視されている。まあ西とナト北はあまり影響はないと思うが、この学院榴の施策のおかげで、多分一番影響を受ける公立高校は
一位:仙商
二位:泉松陵
三位:仙高・富高
だろうな。この四校は軒並み倍率がダウンすることが予想される。どう考えても、この四校に入るくらいなら、学院榴の方が得だからねぇ。
昨年度の東北学院大の合格者数を見比べてみると、
仙商:非公開
市工:非公開
そして
学院榴:155人で学院大進学率が約50%だ。まあ、これを判断材料にしていただけるのでしたら、幸いです。