下記が学院榴の推薦・特別推薦入試の問題です。
問題を見てもらうと分かりますが、600字と長いこともさることながら、長文読解でもあるので、他の高校の推薦入試作文とは難易度が異なります。が、その分長文の題材が易しく、読みやすいものになっております。学院本校の推薦作文でも、宗教関連の一行問題作文なので、学院本校と比べても難易度が高いと思います。
この年のはアンパンマンが題材となった読み物になっています。27年は肉の解体を業としている人の話しなど…朝日新聞の天声人語に8〜11月に掲載された記事からの出題が定番です。
去年学院榴の特別推薦を受けた野球小僧君のお母さんなんかは天声人語が収録された本を買い込んできて、それを片っ端から書かせるなんて対策をしてましたよ。本人はあんまりやりませんでしたがね(笑)
正直言って、こんだけ長いと『何を書いていいのか分からない』というのが本音でしょうね。なもんで、今日は学院榴の作文の書き方を書いていこうと思います。対象はオール3とって何とか学院榴の特別推薦に命からがら評定に達した男子向け内容で書いていくので、まあ真似して書いていただけると助かります。
1.構成
基本的に、学院榴の推薦作文は5段落構成で書くべし!かな。以下、各段落の書き方を詳しく書いて行きたいと思います。
2.一段落目
最初の段落は、基本的には『結論』を書くと、読み手側としては読むやすいようです。で、その際に文章中から3つの作者からのメッセージを抽出して書くと良いと思います。で、2〜4段落では、その抽出した3つのメッセージを、具現化していくという感じで書くと、字数も程良くそれなりに食うし、こちらの言いたいこと書けるので、goodだと思います。
ちなみに私がもしこの文を読んで作文で書くとしたら、『一寸先は光』と『自己犠牲(アンパンマンがアンパンをちぎって食べさせるところからの解釈で)』と『本当の強さは「優しさ」』の3つがメッセージだと解釈して書いて行くかなって思います。
3.2〜4段落目
この各段落は、上記で抽出した3つのメッセージをそれぞれ具現化する段落です。このそれぞれのメッセージにまつわるあなたのエピソードを交えながら、あなた流のそれぞれのメッセージの解釈を提示して行くのです。
例えば、3つ抽出したうちの1つ目の『一寸先は光』で説明してみると、『私は中2のとき塾にも行っておらず、親からも先生からも、「勉強しなさい勉強しなさい」と言われることが多いのですが、勉強量は多少人よりは多いと自負していました。けれども、その割にテスト結果が思うほど芳しく無く、労の割には点数が頭打ちしていました。そんな状況下で、成績が伸び悩んでいた状況を見かねて、母親から半ば無理矢理家庭教師をつけられました。その家庭教師の先生が、もし私が家で1人で勉強していたら、絶対難しくて手をつけない関数を、その先生からちょこちょこ時折ヒントをもらいながら、2人で解いていくうちに、次第に関数が分かるようになってきて、ついには苦手な関数が点数が取れるようになりました。私にとって、「一寸先は光」は家庭教師の先生です。(※現大一の学院榴特別推薦合格者:名取市みどり台中出身のタッキーちゃんの一節より)』的な感じで書くといいんじゃ無いでしょうか。このエピソードにもうちょいあなた流の『一寸先は光』の解釈を足してあげると、良かろうと思います。すみません、地味に宣伝しちゃって(笑)これをあと残り2つのメッセージにまつわるエピソードも、この調子で書けばオッケーです。
4.最終段落(第5段落)目
最終段落は2〜4段落で書いた3つの段落の要約とまとめ(シメ)です。この3つのメッセージをどう踏まえて、中学生らしく前向きな感じで今後に活かしていけるかをアピールして終わるって感じなので、まぁ最大五行程度サラっと書ければgoodです。こんな感じで書いて見てください。
この作文は、落とすための作文ではなく、あなた自身のアピール文なので、いかに自分をどうアピール出来るかだと言うことを、しっかり肝に命じて書いてください。
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です。まだ多少無茶なスケジュールではありますが、4コマ空きがありますので、宜しければ、家庭教師考えてみて下さい。
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