泉区や黒川郡にお住まいのお子さんをお持ちの親御さんで、ぶっちゃけ一番悩むのが、仙商以上富高以下の成績の生徒さんの進路では無いでしょうか。
この仙商以上富高以下のレベルの公立高校としては、
1群:仙商、宮城広瀬、市工、釜高
2群:泉松陵、利府高、県工(※情報技術科以外)
3群:仙高、富高、泉高(英語科)、県工情報技術科、三桜
に絞られるでしょう。
なかでも、一番悩むのが、『仙商や宮城広瀬の推薦は楽勝だが、富高一般にはちとキツい…』と言う方でしょうね…
内申的に9科33~35ぐらいがなかなかねぇ。
とりあえず富高を外して考えてしまうと、なかなか選択が難しくなります。仙高だと通うのが大変ですしね。ただ、仙高は伝統校なので、大学の指定校推薦枠が豊富です。
で、仙商ももちろん伝統校では有りますが、実業高校なので、大学進学を考える親御さんやお子さんも多い地区であることを考えると、なかなか触手が動きません。まあ女子が尚絅大や宮学女子大や白百合女子大でいいやならいいですけどね。
となると、スポーツが強くてバランスがいいのが利府高なのですが、黒川郡や泉区住まいだと、鶴ヶ丘や松陵ニュータウンでも無い限り、アクセスがネックになるので、特に女子の場合はあの山道を夜にチャリで…という訳にも行かなくなるので、『親が朝、車で送る』と言うことになろうかと思います。まあ送迎ネックになるんですよね…ただ、スポーツ校ゆえに、利府高の進学実績 はピカイチだ!
となると、泉松陵に収まりますが、制服はダサいし、泉松陵の進学実績が利府高と比べると悪いし、最近ではギャル化が顕著で、あまり人気・評判が良くありません…ゆえに、ホームページでの進学実績は非公開…
じゃあ私立は?というと、とてもまぶしく見えます。何故か?それは、
①アクセスがいい
②アクセスが悪い私立高校は送迎バスが来る
③白百合と学院榴ヶ岡は『大学附属』
の3点です。
昔は『白百合=一女・館山・泉高落ち』、『学院榴=三高・館山・泉高落ち』と、どちらも進学校・準進学落ちの連中で構成され、頭がいい部類でしたが、今は白百合も学院榴にも少子化により、ぐっとレベルを落として中堅でも入れて、かつ仙高や富高よりも進学実績がいい。
白百合 だとカトリックなので、洗礼を受けて『にわかキリスト教信者』に仕立て上げて、そこそこ評定値を取れれば、都内のミッション系大学にも進める。超頑張って、キリスト教の洗礼受ければ、ICU(=国際キリスト教教大学)やソフィア(=上智大学)にも行ける可能性すらある。仙高や富高ではまずICUやソフィアは望めない…
学院榴 はプロテスタントなので、やはり同様に、同じくプロテストタントのミッション系である青学や立教大といったMARCHや、明学などの成成明学にも行ける可能性がある。これも洗礼を受けて『にわかキリスト教信者』に仕立てる必要性は有るがね。またまた同様に、仙高 や富高 ではなかなかMARCHは望めない…
っと、考えると、どちらが得なんだろうか…